2021年4月1日、本学先端科学技術推進機構に「関大メディカルポリマー研究センター(KUMP-RC: Kansai University Medical Polymer Research Center)が設立されました。
 「『人に届く』関大メディカルポリマーによる未来医療の創出」プロジェクトは、2016(平成28)年度に文部科学省の私立大学研究ブランディング事業に採択されました。プロジェクトのメンバーは、企業等との共同研究や特許の獲得等を着実に増やしながら、研究成果を国内外に向けて積極的に発信し、5年間の取組のなかで、大阪医科大学(※2021年4月より大阪医科薬科大学)の研究者と連携を深め、同大学の臨床医との連携による人的ネットワークを構築してきました。
 事業は2020年度末に5年間の節目を迎え、その存在と活動がより顕在化されるよう、2021年4月から機構直下の「関大メディカルポリマー研究センター」として活動を継続していくこととなりました。本センターでは、本学の材料化学者や機械工学者だけでなく、学外の医療関係者が研究員として活動できるプラットホームを提供し、臨床研究や実用化に向けて、これまで以上に医工連携研究を発展させていきます。特に、大阪医科薬科大学との共同研究を一層促進させ、研究活動だけでなく人材育成の点でも実績を挙げることで、連携の強化を目指します。
 関大メディカルポリマー研究センターでは、未来医療を創出することを目的とした長期間にわたる継続的な取り組みを続け、研究の発展を通じて本学の研究ブランド力向上をめざします。

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