【午前の活動（中等部）】

8:10から1時間目が始まり、クラスごとに異なる授業（体育、数学、英語）を受けました。

2時間目からは、特別に、図画工作の授業をしていただきました。電動ノコギリや、はんだごて、グルーガンを使ったり、レーザーでアクリル板に模様や名前を焼き付け、最終的に綺麗な置き物を完成させました。その後は、師範大学附属高級中学高中部の先生に、台湾と日本の関係について歴史的背景からプレゼンをしていただきました。お話を聞きながら関連するお菓子もいただきつつ、昔ながらの遊びも体験しました。

【午後の活動（中等部）】

午後は、マーブリングの授業を受けるクラスとパズルの授業を受ける生徒に分かれました。授業終了後は、ホストファミリーのお一人で、台湾の大学で書道を指導されておられる先生に書道を指導していただきました。「斗方」と呼ばれる、邪気を払い福を呼び寄せるための赤い紙に、縁起の良い文字を書きました。紙に印刷されている丸に触れるように字をかくことなど、台湾の文化を教えていただきました。指導後は、先生が書かれた文字を表装した作品を一人１枚ずついただき、皆大変喜んでいました。

【午後の活動（高等部）】

13:00に図書館に集まり、引率教員の自己紹介をし、本校の生徒たちがプレゼンテーションを行いました。最初は全員に自己紹介や学校紹介を行いました。次に4グループに分かれ、それぞれが自分のグループのメンバーに対して、日本の文化や卒業論文についてプレゼンしました。

14:00頃からは、キャンパスツアーが始まりました。建物の各ポイントで師範大高校の生徒が待機し、本校の生徒が来ると、その建物について歴史や特徴を紹介をしてくれました。本校の生徒は、それを聴きながら、発音や構成、情報の内容、アイコンタクトなどができているかについて、評価シートに点数を書き入れながら真剣に聞いていました。

本校生徒によるプレゼンテーションや、師範大高校の生徒によるキャンパスツアーを通して、お互いに伝えたり質問し合ったりしながら、より深く学ぶことができたのではないかと思います。

授業が終わると、台北の代表的観光スポットである中正紀念堂へとバスで向かいました。国旗のメインカラーである青と白の2色が施された紀念堂の大きさに、生徒たちは驚いていました。正面中央の本堂で初めてとなる「衛兵交代式」を見学しました。何が起こるか分からずに待っていた彼らは、「衛兵は、全く動かないまま1時間毎に交代する」ということを伝えられた途端、身を乗り出して見始め、実際に交代する様子を興味深く見学していました。

本日は、ここで現地解散し、バディと一緒に夕食を食べに出かけて行きました。明日と明後日は、Family dayです。ホストファミリーと素敵な時間を過ごしてほしいと思います。