台湾短期交換留学2日目 3/21(木)
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【午前の活動】
朝8:00に集合し、国立台湾師範大学附属高級中学高中部の王校長先生よりお話いただきました。お互いの学校の授業が始まる時間や終わる時間、クラブ活動についてなど、会話のやり取りをしながら話してくださったおかげで、生徒たちの緊張も徐々にほぐれていく様子が伝わりました。その後、萬田教頭の挨拶があり、続けて、各生徒が自己紹介をしました。中には、中国語で自己紹介をした人もおり、現地の先生方に理解していただいた際、「伝わった」という喜びを感じていた人もいました。
その後、李先生を中心に校内ツアーをしていただきました。敷地内には、体育館やプール、野球やバスケットボール、バレーボールの練習用の場所、カフェテリアなどがあり、生徒数や建物の大きさ、敷地の広さなどに驚いていました。
敷地内を見て回った後、生徒たちは早速各クラスで授業に参加しました。中学校の英語の授業では、日本と台湾の文化について、共通点や違いをゲーム形式で学んでいたクラスもありました。理科の授業では、グループごとに協力しながら実験していました。体育の授業では、元気にバスケットボールをプレーしていました。あるクラスの音楽の授業では、本日は特別に、本校の生徒とコミュニケーションがとれるようにという心遣いで日本語講座を開いていただきました。また、授業の中盤では、生徒による楽器の演奏も披露していただきました。
学校で迎える初めてのランチの時間は、それぞれカフェテリアで購入し、バディやクラスメートと一緒に食べていました。
【午後の活動(中等部)】
中等部生たちは午後からMRTに乗り、バディの生徒とともに国立故宮博物院を見学しました。有名な名宝「翠玉白菜」や「肉形石」、書画や陶磁器、象牙細工など貴重な品を間近で見られるとあって、興味深く見つめていました。今日は早めに解散したので、明日に向けてしっかり休息をとってほしいと思います。
【午後の活動(高等部)】
時間の都合上、当初の予定を変更し、台北盆地の西北部に位置する淡水を訪れることになりました。淡水へは、台北市内の公共交通手段である台北MRTを利用して向かいました。
現地に到着すると、たくさんの人で賑わっていました。生徒たちは、バディとともに、山河に取り巻かれた景色を眺めつつ、お土産屋さんに入ったり、台湾ならではのスイーツを食べたりと、目と心とお腹を満たしていました。
その後、船乗り場に行き、淡水・八里遊覧船に乗りました。約15分で八里に到着し、こちらでも食べ歩きをしながら、街を散策しました。その後、淡水へ戻り、夕暮れと美しい街の組み合わせに感動しながら駅へと向かいました。
かなりの距離を歩いたため、本校の生徒もバディも疲れており、帰りの電車では皆ぐっすりと眠っていました。その後、そのままバディとともに各家庭へ帰宅しました。明日に向けて、しっかり休息をとってほしいと思います。
明日は、中等部生は1日授業を受け、高等部生は午前は授業、午後は事前に準備したプレゼンテーションを行い、その後中正紀念堂を訪れる予定です。