11月28日（火）、中等部1年では「異文化理解講座」を実施しました。

この異文化理解講座では、

・多様な文化や習慣の違いを知り，異なる文化への理解を深める。

・日本と世界を比較することで，自国への理解を深める。

という目的で、海外出身の方にそれぞれの国の文化などについてお話いただき、多様な文化について考えていきました。

11月21日（火）は、ご講演いただいた方の出身国であるタイの文化についての事前学習を実施しました。事前学習では、タイと日本の文化の共通点や相違点をベン図を使いながら整理し、どうして違うところがあるのだろうかなどを考えました。

当日は、タイご出身の三阪パニダーさんに、タイの学校文化を中心にしながら、タイと日本との違いについてお話いただきました。仏教の国ならではの文化であったり、日本の学校にはない「先生の日」というものがあったりと、日本との文化の違いを知ることができたと思います。また、講演中には、タイダンスのポーズ体験など、話しを聞くだけでなく活動を少し交えながらお話いただき、より実感として感じることができた1時間となりました。

以下、生徒たちの感想です。

・タイと日本は離れていると思っていたけれども、今回の講演で少し親近感を感じられた。

・この交流からタイのことをもっと知りたくなりました。そして、他国の文化をより知りたくなりました。

・タイのものを大切にする気持ちや努力しようとする気持ち、他の人への優しさ、気遣いがとてもいいのではないかと思いました。

・日本の豊かさに感謝しつつ、タイの物を一つ一つ大切にする心を持ちたいと感じました。