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【中等部3年】国際理解講演会を実施しました

 7月19日(水)、中等部3年生を対象に国際理解講演会を実施し、NPO法人 Piece of Syria の中野貴行様にご来校いただきました。「当たり前って何だろう」「イメージと実際は違う」をテーマに、戦前のシリアや、シリアの現状、難民問題についてご講演いただきました。中野様は2016年にNPO法人Piece of Syriaを立ち上げられ、シリアの子どもたちへの教育支援やシリアの現状を伝える活動をされています。

 中等部3年生は6月から平和学習に取り組んでおり、事前に世界の様々な紛争について調べる活動を行いました。今回の講演は、インターネットや本だけでは得られない、実際に現地で活動されている方の話を伺う貴重な機会となりました。
講演の最初に、中野様より『シリア、平和、難民、それぞれのイメージは?』と問いかけをいただきました。お話を伺うにつれ、生徒たちは自分たちの抱いているシリアへのイメージが実際には全く違うところがあることに気づき、大変驚いていました。

 生徒たちからは「自分の目で見て考え、確かめるということが大事だと思いました。シリアの国民性などを伺い、シリアのイメージが変わりました。」「今は国民の半分が難民になってしまい、当たり前が当たり 前でなくなることについて考えさせられました。」という感想がありました。
話を伺いながら熱心にメモを取る生徒も多くいました。当たり前が当たり前でなくなること、そしてイメージと実際は違うという大きな気づきを得ることができた、大変有意義な時間となりました。

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