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関西大学システム理工学部 機械工学科 人間工学研究室の実験に中等部生徒が協力しました

関西大学システム理工学部 機械工学科 小谷賢太郎教授より、本校中等部生徒に研究協力依頼がありました。「タブレットを用いたレジリエンス推定手法の中学生への適用に関する研究」というテーマで、小谷教授の指導の下、本校高等部7期卒業生 横田 知宜さん(大学4年生)が研究を進めています。

簡単に説明すると、
• 最近話題になっている「メンタルヘルス不調がなぜ生じるのか?」は、個人の素因(レジリエンス)が大きく影響しているので、個人のレジリエンスを把握・改善できれば発症を防ぐことができるのではと考えられています。
• 従来は「質問用紙」を用いたアンケートが主流だったのですが、最近ではタブレット画面を注視する視線の動きからレジリエンスを把握する手法が考案されました。
• 人間工学研究室では、この新たな手法で大学生対象に実験を行ったところ、信頼性の高いデータが得られたそうです。
• では、小学生、中学生にも有効な手法であるか?これを検証したいので、本校中等部生徒に被験者をお願いしたいとのことでした。

実験には約15名の生徒が協力してくれました。この実験結果は、来年度、横田 知宜さんが大学院進学後にコペンハーゲンで開催される国際学会で発表する予定であると伺いました。

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本校に来校し、実験の概要を説明している小谷教授

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横田さんから実験の説明を受けている本校生徒

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実験計測中の横田さんと本校生徒
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