News News

【中等部3年】国際理解講演会 NPO法人 Piece of Syriaの中野様にご講演をいただきました。

7月13日(水)、中等部3年生を対象に国際理解講演会を実施し、NPO法人 Piece of Syria の中野貴行様と岡正樹様にご来校いただきました。「当たり前って何だろう」「イメージと実際は違う」をテーマに、シリアの戦争や難民問題についてご講演いただきました。中野様は2016年にNPO法人Piece of Syriaを立ち上げられ、シリアの子どもたちへの教育支援やシリアの現状を伝える活動をされています。

中等部3年生は6月から平和学習に取り組んでおり、事前に世界の様々な紛争について調べる活動を行いました。今回はインターネットや本では得られない、実際に現地で活動されている方の話を伺う機会としました。

20220713_J3kokusai1.jpg 20220713_J3kokusai2.jpg

講演の最初に、中野様より『シリア、平和、難民、それぞれのイメージは?』と問いかけをいただきました。その後、お話を伺うにつれ生徒たちはそれらのイメージが全く違うものであると気づき、大変驚いていました。

20220713_J3kokusai3.jpg

生徒からは「自分の目で見て考え、確かめるということが大事だと思いました。シリアの国民性などを伺いシリアのイメージが変わりました。」「もともとシリアは難民を受け入れた国で、今は国民の半分は難民になってしまい、当たり前が当たり前でなくなることについて考えさせられました。」という感想がありました。

      
紙が足りなくなるほどメモをしていた生徒も多くいました。当たり前が当たり前でなくなること、そしてイメージと実際は違うという大きな気づきを得ることができた、大変有意義な時間となりました。
PageTop