11月17日（水）～11月19日（金）、中等部２年生が和歌山県西牟婁郡白浜町⽇置川地域での宿泊研修を実施しました。

１日目は、２つのグループに分かれて地域貢献活動として、志原海岸（⽇本ジオパーク）の清掃活動と熊野古道（世界遺産）の整備活動を⾏いました。活動しながら、海洋ゴミなどの環境問題の実情を知り、観光資源の保全の⼤切さについて学ぶことができました。

　

２日目は、「備⻑炭コース」「森林コース」「⼤根・陶芸コース」「藍染め・鮎コース」「つる細⼯・漁コース」の５つのグループに分かれて、体験学習活動を⾏いました。それぞれのグループでは、体験内容について、日置川の方々に⼀つ⼀つ丁寧にレクチャーしていただきました。生徒たちにとっては、⽇置川でしかできない貴重な体験活動により、学ぶことが多い一日でした。

　

３日目は、この研修全体をコーディネートしていただいた南紀州交流公社の佐本様より「日置川の活性化に向けて」という題で講演をしていただき、⾼齢化が進む日置川地区の現状や、民泊や体験学習がどのように始まり、どのような変化を遂げてきたのかを学びました。その後、来年の２⽉に実施予定の⽇置川物産展に向けて、生産者の方々との「物産展ミーティング」を⾏いました。事前学習で疑問に感じたことを質問したり、宣伝方法についてアドバイスをいただいたりし、物産展に向けて⾮常に良い準備ができました。

最後の離村式には、挨拶に白浜町長の井澗誠様にもお越しいただき、あたたかいお⾔葉をいただきました。

　

２泊３日の宿泊研修、日置川の皆様の想いが詰まったプログラムを通して、多くのことを学ぶことができました。様々な感染症対策にご配慮いただき、あたたかく受け⼊れてくださった、かんぽの宿紀伊田辺の皆様、⽇置川地域の皆様、ありがとうございました。