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【中等部3年】いのちの学習「がん教育講演会」を開催しました

中等部3年生"考える科"の授業の一環として、1月27日(土)に、がん教育に関する講演会「いのちのお話~医師が伝えるがんといのち~」を開催しました。

3年生では11月から「いのちの学習」に取り組んでおり、人生マップの作成、「うまれる」の映画鑑賞、助産師さんによる講演会、私のいのち紹介、テリーフォックス物語などの取り組みを通して、人が誕生することの奇跡、いのちの尊さ、自分が生まれてきたことの意味やいのちの意義を発表したり話し合ったりしてきました。
本講演会ではいのちに対する理解をさらに深化させるため、昨年に引き続き愛仁会高槻病院から3名の医師とソーシャルワーカーをお招きし、日本で最も死因順位の高い「がん」と向き合いました。
講演会では、まず土師先生からがんについての基礎知識を講義していただき、その後「治療のために声帯の摘出をせまられた喉頭がん患者の気持ちは?」「進行胃がんと診断された祖父への告知は?」の2つのテーマについて、グループディスカッションを行い、全体で意見交流を行いました。
生徒たちからは、「実際に高槻病院にはどのくらいのがん患者さんがいるのですか?」「遺伝子治療はできるのですか?」「人工の声帯はできないのですか?」「日本人はがん患者が多いのですか?」「大学病院とそうでない病院のちがいは?」などの質問が出され、土師先生から一つひとつ丁寧にご回答をいただき、充実した講演会となりました。

なお本授業の集大成として、「震災・防災といのち」をテーマに、さまざまな角度からいのちとの関わりをふりかえりながら、生徒同士での意見交流を行う予定です。

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【ご講演のためにご来校くださった方々】
土師 誠二氏(副院長・消化器外科)
船田 泰弘氏(副院長・呼吸器内科)
中村 美保氏(呼吸器内科医長)
田口 眞規子氏(地域医療部ソーシャルワーカー科長)
家山 温子氏(地域医療部科長)


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