中等部２年の総合的な学習の時間では、「MIRAI project 〜ものづくりから人がつながる地域づくりへ〜」の取り組みとして、第一次産業、第二次産業、第三次産業の流れを理解するために、７月の日置川宿泊研修で第一次産業、第二次産業を体験し、10月の産業フィールドワークで第三次産業について学び、11月の物産展では第三次産業を体験しました。

そこで、11月16日(木)に日置川物産展を開催し、日置川宿泊研修で学んだことを活かして、梅・味噌・米・お茶・野菜・鮎・木工品・藍染・備長炭の販売準備、販売、精算を行いました。

まずは、販売する商品についての知識を深め、商品販売に向けてのポスター作成をしました。他にも、商品の魅力を伝えるためにCM動画を作成したり、商品の看板や飾り付けを作成したりと、物産展に向けて取り組んできました。日置川の魅力を来場者に伝えること、そして生徒自身がものを売る大変さや喜びを感じることを目的として行った物産展は、多くの方に来ていただき、大盛況に終わりました。呼び込みを頑張る生徒、精算に責任を持って取り組む生徒、商品が売り切れた時には喜びで手を合わせる生徒など、ものを売ることに真剣に向き合い、行動する姿が見られました。日置川の方々もその様子をあたたかく見守ってくださり、生徒たちにとっても非常に貴重な経験となりました。