【中等部3年】達人講座を実施しました(1回目)
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2月4日(木)、中等部3年生にて達人講座を実施しました。
『達人講座』は本校が掲げる「高い人間力」を育成するために、中等部3年生を対象に生徒一人一人がこれからの人生で身につけるものは何かを考える機会として、社会で活躍されている方々にお越しいただき、仕事を通して人として大切なことについてお話しいただく講座です。
講師には本校の学校医であり、大阪医科大学附属病院循環器内科の星賀 正明先生にお越しいただきました。
心臓の働きについてのお話から始まり、自身の医師になった経緯、大学病院の業務内容などお話いただきました。
また、医師に求められるものは「傾聴」であり、医師として大切なことについて6つあげられました。
①「人への強い愛情」
②「使命感」
③「探究心」
④「コミュニケーション能力」
⑤「忍耐力」
⑥「技術」
関西大学システム理工学部の鈴木哲教授と共同研究されている「マイクロ波レーダーの循環器分野への応用」などの
最先端の研究内容についてもお話くださいました。
最先端の研究内容についてもお話くださいました。
講演後の生徒たちの感想に
「私は将来、患者さんへの深い愛情を持った医師になりたいと思いました。」
「医師とは、本当は理系はもちろんだが文系にも通ずるところがあり、人間の温かみ、感情を人一倍知っていないといけない職業だと知りました。」
「私は理科の人体についての学習や生物の解剖にすごく興味があり、今回のお話を聞くことができたことでより興味が出ました。自分の将来を考える時間になりました。」
「私も人のことを考えられる心のゆとりを持った素晴らしいと褒められるような人になりたいです。また、人を思いやることの大切さも学べました。」
「将来医療に関わらなくても、協調性や他者への愛情は大切にしようと思います。また、先生のように厳しく、楽しく仕事ができるようになりたいです。」など
自己の確立に向けて大いに参考となったようです。