【中等部3年】中大連携進路学習プログラム(社会安全学部)を実施しました
- 記事公開日:
- お知らせ
9月8日(火)、中等部3年生を対象に中大連携進路学習を実施しました。
中大連携進路学習の目的は、関西大学との連携を通して、大学の専門的な研究の講話を聞くことで、
多様な学問領域を知り、研究することの意義を理解し自己の進路選択へ生かしていくことです。
多様な学問領域を知り、研究することの意義を理解し自己の進路選択へ生かしていくことです。
関西大学社会安全学部の越山健治先生にお越しいただき、
「災害に強いまちを作るための知恵と方法」というテーマでご講演いただきました。
「災害に強いまちを作るための知恵と方法」というテーマでご講演いただきました。
まず最初に、越山先生から本日の講演内容の概要について説明がありまた。
・福島の地震、津波災害の映像は千年に一度有るか無いかの大災害でありそこから学ぶことは貴重である。
・日本は年間1万回ほど地震が起きる国である。それゆえ耐震については世界のトップレベルである。
・災害に強い町とはまちとはー地震、洪水などがなぜ起きるのか知らなければ対策はとれない。
防災対策は対策の基準作りから。
防災対策は対策の基準作りから。
・そなえる防災とはーしっかり警報を聞き、すぐに行動を起こすこと。一人が逃げるという行動を起こすと皆が逃げ出す。
・災害の種類により避難の仕方が違う。
①土砂災害は外に出ない方が助かるが、絶対ではない。
②水害は外に出ると7割が亡くなる。
③川での緊急の増水は避難警報が出たらすぐに避難すること。
最後に、日本では地震や水害などの災害から逃げることはできないが、被害が起こってもそれを最小限にし、
うまく立ち直っていく「やり過ごす防災が大切」だと力説された。
うまく立ち直っていく「やり過ごす防災が大切」だと力説された。
その際大切なことは被害に遭わなかった人が手助けをすることが大事で、地域で助け合いのネットワークを構築していくことが「災害に強いまちを作るための知恵と方法」へとつながると話され講演を締めくくられた。