10月22日（火）、23日（水）の二日間にわたり、中等部1年生が、この半年間の学習成果を試すため、また3年次に実施予定のカナダ研修旅行も視野に入れて、合計12時間におよぶ英語集中プログラムを実施いたしました。

【第１日目】

朝のSHRのあとジャージに着替えた生徒たちは、1グループ13～14人の小人数（計9グループ）に分かれてそれぞれの活動場所で初対面の英語講師（ネイティブ）たちと演劇ワークショップに臨みました。

午前は緊張をほぐすため、ジェスチャーやゲームを使った言語活動を行いました。

午後からは翌日の最後に演じる英語劇のストーリー紹介や配役決定、読み合わせを行いました。

【第２日目】

各自が一生懸命暗記してきた台詞を、自分のものとして演じられるよう、繰り返しリハーサルを行いました。

午後の1時間目には、まず3つの演目別に分かれて発表会が行なわれ、英語科教員が中心となって審査をしました。

この後、二日間の締めくくりとして、場所を武道場に移し、全体講評の後、3つの演目ごとに、最も「もう1度見たい」グループが発表されました。

選ばれた3グループの再演を学年全体で鑑賞した際には、笑いや喝采が何度も起こりました。

プログラム終了後、講師の方々からは

「力を合わせて劇を成功させようとする姿勢がすばらしかった」

「英語は苦手、と内気だった生徒が周囲に励まされ、次第に積極的に演技に取り組み始める姿が印象的だった」

など、本校生徒たちの真摯な姿勢への賞賛をいただきました。

生徒たちからも、二日間を振り返って、

「英語をいっぱい使えて楽しかった」

「自分の英語が通じて、すごく嬉しい」

という素直な喜びの声が聞かれました。

今後の英語学習にとって大変有益な二日間になりました。