9月6日、万博閉幕まで残すところ1か月余りとなったこの日、小学生から大学生、教職員まで、未来に向けた挑戦「共創チャレンジ」に取り組んできたメンバーが夢洲に集結しました！舞台は大阪・関西万博「TEAM EXPOパビリオン」。「『TEAM EXPO』 関大共創チャレンジの輪～Z世代が世界に発信する理想の未来社会＆SDGs達成のタネ～」と題し、パビリオン全棟貸切スタイルの関大デイとして実施しました！

 本イベントは、「共創チャレンジ」の成果発表を通じて、未来社会に向けた多様なアイデアを世界へ発信するものです。関西大学初等部・中等部・高等部および北陽高校の児童・生徒、関大万博部やSDGsキャンパスサポーターをはじめとする関大生、さらにはSDGs事業において連携・交流実績のある法政大学生も招き、総勢50チーム400人超が展示やステージ発表を行い、来場者と対話や交流を重ねました。

 2022年に設置された関大万博プロジェクトは、当初から未来を担う若い世代と万博をつなぐ多様な機会の創出を基本方針に掲げてきました。その中でも、博覧会協会が運営する「TEAM EXPO 2025」プログラムは学生参画の場として最適であり、本学はすぐに共創パートナーに登録。以来、大学としてはトップレベルの件数を誇る共創チャレンジを生み出してきました。

 共創チャレンジは自己完結型の企画ではなく、様々な方々との縁を生み出す企画。今回の集大成としての発表に至るまで、企業や自治体、校友、他大学と新たな縁を育み、共創の輪を広げてきました。

 エモジによる世界共通コミュニケーションの実現、オリジナルクラフトコーラでの乾杯交流、非常食アレンジレシピによる防災啓発、互いの文化を尊重する国際交流、子どもの可能性を広げるイベントの催行、万博機運を盛り上げるアイテムの開発、学内独自の万博空間の創出、マイボトル普及を目指したSDGs推進、心のケアや自分らしさを大切にする社会づくりなど――学生たちが描く理想の未来はまさに多様でカラフルです。活動の成果を堂々と発表する姿に、TEAM EXPOパビリオンは関大カラーに染まりました！

 世界を舞台にしたこの貴重な経験は、ダイヤの原石である学生たちをさらに輝く人材へと成長させてくれるでしょう。そして万博の経験を次代へとつなぐことこそが、新たな使命です。本学では、今秋から冬にかけて、独自の万博レガシーイベントを予定していますので、こちらもぜひご期待ください！