
聞く・話す・読む・書く力を身につける。
英語教育の目標は、英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)をバランスよく伸ばすことです。
学習は1年生からスタート。しっかりと授業時間を確保し、6年生まで継続的に取り組んでいきます。
授業は、ネイティブスピーカーの教員と日本人教員が必ずペアになって指導し、
デジタル教材も積極的に利用して正確な発音とコミュニケーションに必要な力を養います。
卒業までの目標としてめざしているのは、英検4級の取得です。
多くの生徒たちが合格し、さらに上級の資格取得にも挑戦しています。
これらの英語教育は、総合学習の時間と関連づけながら学習を行っていきます。
1・2年生
毎朝のモジュール学習で
楽しく英語を学ぶ。
語学に親しむには、毎日勉強することが大切。低学年ではモジュール学習の時間を利用し、毎朝15分間の英語学習を行っています。英語を聞いて身体を動かしたり、歌を歌ったり絵本の読み聞かせを聞いたりするなかで、英語の発音に慣れ親しみます。また、教員や友だちとのコミュニケーションを通して、簡単な英語でのやりとりを繰り返し体験します。

3・4年生
読んだり書いたり話したり、
英語の実践にチャレンジ。
3・4年生では、45分の授業を週3時間実施しています。英語でやりとりをするだけでなく、簡単な英語を読んだり、書いたりする学習も少しずつ行っていきます。ほかにも、テレビ会議システムを活用してアメリカやオーストラリアの小学校の子どもたちと英語で交流し、実践を通してコミュニケーションの楽しさを体感する機会も設けています。

5・6年生
より高度な英語学習へ。
現地で英語を試す機会も。
5・6年生では、45分の授業を週4時間実施しています。英語の文章を読んだり、書いたりする学習が本格的に始まります。テレビ会議システムを利用した、海外の友だちとのコミュニケーションは中学年から継続して実施。また6年生では、オーストラリアへの海外研修旅行(5泊7日予定)を行い、学んだことを現地で実際に活用する機会を設けます。

Activities
現地の小学校で日本文化を伝えるプレゼンテーションを行ったり、スポーツ交流をしたり。また、ホームステイを体験し、学んだ英語力を実践に活かします。

世界を知り、自分を知る、体験型の学び。
生活・総合学習の時間を中心に、国際理解教育を行っています。
2年生から6年生まで、それぞれの学年で対象となる国・地域を決め、
それぞれの社会の仕組みや生活の様子を調べ、異文化理解を重ねます。
対象国の子どもとテレビ会議システムやメッセージカードなどで実際に交流することも年間を通して実施。
関西大学で学んでいる海外留学生に話を聞く機会を設けるなど、海外交流の実践のチャンスは実に豊富です。
高学年になるとさらに一歩踏み込み、「国際協力」にチャレンジします。
思考が柔軟な時期に、さまざまな体験を繰り返して視野を大きく広げ、
社会に参加・貢献する姿勢を育みたいと考えています。






2年生
- 対象国
- 韓国
※平成27年度実績
- 学習の視点
- 異文化発見
家族や地域社会との直接的な関わりを通して、
自国の文化に関心を持ち、
さらに自国と比べた異文化についても目を向けます。







3・4年生
- 対象国
- 中国
- 台湾
※平成27年度実績
- 学習の視点
- 異文化交流
国際交流活動を通して、
自国と他国の文化の違いや共通点を知り、
異文化に関心を持って調査活動に取り組みます。







5・6年生
- 対象国
- オーストラリア
- インド
- フィリピン
※平成27年度実績
- 学習の視点
- 異文化交流・国際協力
国際交流活動を通して、世界の現実を知り、
自分にできる国際協力を考え、実践するなかで、
認め合い、支え合い、
関わり合うことができるようにします。

「ナマステ! 会いたい友だちに」
さくら社 1,500円(税抜)
関西大学初等部で、4年間にわたって取り組んだインドのニランジャナスクールを応援する活動の足跡をまとめ、一冊の本にしました。子どもたちが何を思い、考え、この活動にどのような価値を見出したのかを伝え、国際協力の取り組みを加速させていきたいと思っています。
