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　少し眠たそうな表情をした生徒たちが千里南公園に集まってきました。本日から3泊4日間で行われる自然教室が始まりました。

　初日の活動場所は本州最南端の町、串本。千里南公園からバスで4時間弱の長旅です。移動中、曇り空だった天候が次第に悪くなり、串本海中公園に到着時はあいにくの雨模様。天候には恵まれない状況でしたが、串本海中公園での昼食後、ABC組は海中公園内で、DEF組は大島に移動してから午後の活動がスタートしました。

　串本海中公園では、ラムサール条約に登録されている串本の説明やサンゴの生態について学んだり、自由に水族館や海中展望塔を探索したり、バックヤードツアーでは子ガメなど水槽展示デビュー前の生き物を触らせてもらったりしました。
　大島では、トルコ記念館、トルコ軍艦遭難慰霊碑、樫野埼灯台を見学しました。映画「海難1980」で映像としてみたものを実際に目の当たりにして、生徒たちは地元住民の献身的な救助活動があった事実、そしてそのことからトルコとの友好関係が築かれたことなどを改めて認識しているようでした。天候が雨であった為、傘を差しながらの見学は大変でしたが、そのかわり海では大きな白波が立ち、エルトゥールル号が遭難した台風の日はもっと凄い荒れた海の状況だったと想像できたのではないでしょうか。
　
　両活動を終えて、生徒たちは串本ロイヤルホテルにチェックインしました。明日からはいよいよ各班に分かれての民泊です。