氷上西高校での交渉学ワークショップを開催しました
2015年3月16日
関西大学佐治スタジオ、出町慎室長の取り計らいで、3月9日に関大生と氷上西高校生が集まり、交渉学のワークショップをおこないました。
氷上西高校からは全生徒の1 割の生徒が参加しました。ワークショップの主旨は、相手を思いやるコミュニケーションを通して、当事者が信頼関係をどのように築くか、また、一旦築き上げた信頼関係をその後話し合いを通しての合意形成でどう維持していくかということをアクティブラーニングで実践体験するというものでした。
今回は、昨年7月に行ったワークショップに続き、2回目となりましたが、若い世代の恋愛をテーマに、つきあい始めてから筋ジストロフィー症と診断された主人公とその彼女との関係と人生を描いた、『僕のいた時間』というドラマのストーリーを教材に使って、身近な人たちとの人間関係について深く考えて、ほかの参加者と自分の考えを共感し、話し合いから自分が主人公だったら、または、主人公の彼女だったら、どういう人生の選択をするのかについてロールプレイによるシミュレーションで臨場感ある学習を体験してもらいました。
これからも、本大学にゆかりのある丹波篠山の氷上西高校の生徒たちと、本学の交渉学を学ぶ学生たちがいっしょに楽しく学ぶ機会を増やしていきたいと思います。
