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テーマは「言語化」新年度に向けたLA研修会を開催

2015年4月 6日

3月17日、来学期勤務するLA(ラーニング・アシスタント※1)を対象に、LA研修会が開催された。この研修会はLA業務に関する説明やLA同士の意見交換を目的とする。

0317_1.jpg今回のテーマは「言語化」。研修を企画・運営した1人である木村瑠花さんは「上回生として、最近、LAが自分の担当する授業やその中での活動についてあまり言葉にしないと感じていた」と話す。謙虚な回答ばかりで、具体的に何をしているのかを言葉にできないLAが増えていた。

このままでは、「LAが自信を持って業務を行うことは難しい」と考えた木村さん。今回の研修では2つのワークを用いて、「言語化」することの大切さを実感してもらうことにした。



0317_2.jpg一つ目のワークは「スケッチトーキング」。絵や写真の内容を相手に説明するワークを行い、具体的に伝えるにはどのようにすれば良いかを考え、実践した。

二つ目のワークである「自己をみつめる」では、改めてLAとしての自分がどのようなことで悩み、学び、成長しているのかを言葉にし、客観的にLA活動を振り返った。さらに、他のLAに向けて発表をすることで理解を深めた。

この春で大学を卒業する木村さんはワークを通じて、「LAとしての自分が言葉にできるようになり、それが今後自信に繋がれば」と後輩に期待を込めた。
また、研修会の後にはLAの追いコンが行われ、後輩たちが4年生の門出を祝った

【ラーニング・アシスタント(LA)とは】
※1
アクティブ・ラーニングを支援するシステム。学生に身近な学部学生が、グループワーク等のファシリテーション、モデルプレゼンテーションの掲示、専門知識や技術を要しない質疑への対応等をする。

►関連ページ
授業におけるラーニング・アシスタント活用に関するガイドライン (PDF 200KB)
アクティブ・ラーニングを支援するLAとは

【取材&記事:関西大学 社会学部4年(取材時3年)浦野亮太】