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日常的FD 懇話会「教学IR における先進大学の事例」を開催しました

2014年12月25日

1112FD懇話会.jpg 2014年11月12日、関西大学千里山キャンパスにおいて、IR勉強会(第9回日常的FD懇話会の枠組)を開催した。今回の勉強会は、「教学IRにおける先進大学の事例」と題し、先進的に教学IRに取り組む2大学(東北大学・関西国際大学)に以下の内容に関してご報告いただいた。

 串本 剛 氏(東北大学)は「東北大学におけるIRの取り組み」というタイトルでご講演いただいた。東北大学に設置された教育評価分析センターの概要や具体的な事業内容について説明いただくとともに、実際に取り組まれた学務データの情報化に関して、全学的な調査から見えた登録単位数や成績評価等に関する問題点を明確に示された。学生調査と学務情報を関連させた分析の深化を目指す姿勢は本学においても学ぶべきところである。

藤木 清氏(関西国際大学)は「学生支援型IR の事例」というタイトルでご講演いただいた。学生支援型IR とは、大学もしくは学部学科が目標として掲げる学修成果を、学生が(主体的に)得られるように支援するためのデータ収集・分析を目的とした活動を指す。

 経験知だけでなく、データによる裏付け(情報の共有)を行うことが、教職員の職歴を問わない同質の学生支援を可能にし、本当に学生に合ったIRが構築できるというお話は本学の教学IRとしても検討すべきところである。

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