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【9月14日】 園田学園女子大学との合同ラーニング・アシスタント研修を開催しました

2015年10月12日

 9月14日月曜日13:00から、千里山キャンパス第2学舎2号館C302教室で、ラーニング・アシスタント研修が開催されました。今回は、交渉学やクリティカルシンキング関連科目などでファシリテーションを行うラーニング・アシスタント約30名に加え、園田学園女子大学から約20名の学生も参加しました。園田学園女子大学においても、今年度から授業のファシリテーションを行う学生スタッフの活用を開始するということで、合同での研修が実現しました。

 研修講師は、教育推進部三浦真琴教授と教育推進部岩﨑千晶准教授が担当しました。まず、岩﨑准教授から、ラーニング・アシスタント制度が開始された背景や歴史、ラーニング・アシスタントの役割や心構えについて説明がありました。その後、グループワークのためのグループ分けが行われました。グループ分けは、次のような方法で行われました。参加者がそれぞれ背中に単語を書いた紙を貼ります。参加者本人は、何と書かれた紙を背中に貼っているかわかりません。同じグループになる人の背中に貼られた単語には、共通点があり、その共通点を見つけられれば、グループ成立となります。質問にはルールが設けられ、参加者は決められたルールの中で自分と同じグループのメンバーを見つけていくことになります。このワークは、他者との協力が不可欠なものであり、それは実際に授業などの場面においてリーダーシップを発揮する上でも必要となります。

 グループ分けが終わった後は、グループの中で他己紹介が行われました。ペアで自己紹介を行い、その内容を本人以外がグループの他のメンバーに共有しました。

 他己紹介が終わった後は、動画閲覧によるグループワークが行われました。動画は、実際に学生がグループで議論をしている中で、議論が進まなかったり、合意形成が取れなかったりするといったような、うまくグループワークが進んでいないシーンを撮影したものでした。参加者は、動画を閲覧し、課題だと思った点やファシリテーションを行うとしたらどのような介入をするか、などについて個人で考えた後にグループで議論しました。最後に、その結果を全体で共有しました。

 以上の内容を通して、参加者はそれぞれグループの中でリーダーシップを発揮するにあたり重要な考え方やふるまい方を学ぶとともに、大学が異なっていても合意形成や学習者支援に関する課題には共通点もあることを学びました。

写真:グループ分けの様子
グループ分けの様子
写真:動画閲覧のグループワークの様子
動画閲覧のグループワークの様子