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大学教育再生加速プログラム アクティブ・ラーニングセミナー「21世紀を生き抜く『新しい能力』を育む教育とその評価」を開催しました(6/27)

2016年7月 4日

 2016年6月27日(月)の夕方より、関西大学千里山キャンパス第2学舎にてアクティブ・ラーニングセミナー「21世紀を生き抜く『新しい能力』を育む教育とその評価」を開催しました。関西大学では大学に限らず、小学校から大学までの一体化改革の中で、特に次期学習指導要領の目玉となる深い学び「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」を初・中等教育においても推進しています。その活動の中で今回のテーマは、アクティブ・ラーニングの評価方法に着目しました。講演者として、アクティブ・ラーニングの学習成果の評価に関して第一人者である松下佳代先生(京都大学高等教育研究推進開発センター教授)と関西大学初等部においてミューズ教育導入という組織的な改革に携わった黒上晴夫先生(関西大学総合情報学部教授)をお迎えし、松下先生には「『新しい能力』について」、そして黒上先生には「ミューズ学習の思考力について」と題し、それぞれ話題提供いただきました。その中では、学習理論についてや、また次期学習指導要領の内容など、理論と現実を往還させるものが多く、フロアからも高い評価をいただきました。その後、本学教育推進部の森をファシリテータとし、3名で今後のアクティブ・ラーニングの評価を含む改革の方向性や、特に2020年に導入される予定である新テスト等の内容について意見交換をしました。当日は関西地区を中心に、中高および大学関係者が約100名集い、今後の教育改革の流れについていろいろな思いを想起させた3時間となりました。

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