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【刊行案内】関西大学東西学術研究所資料集刊49「『造洋飯書』の研究 解題と影印」(内田 慶市 編著)

2021年04月02日 東西学術研究所

関西大学東西学術研究所資料集刊49として、「『造洋飯書』の研究 解題と影印」が刊行されました。

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【内容】
16世紀以降、イエズス会宣教師をその主な担い手とする「西学東漸」という一大潮流が巻き起こり、さまざまなものが西から東にもたらされた。遠近法を使って描かれたキリストやマリアの像や聖書をはじめ、イソップ物語、世界地図、時計、ピアノ、天文学、数学等々、新しい西洋の近代科学文明が東アジアに伝わったのである。その中には、当然、「食」も含まれていたはずである。ただ、この「食」文化、特に「西洋料理」の伝播に関しての議論は、これまで余りなされてこなかった。本書は中国で最初に出版された西洋料理レシピ本である『造洋飯書』(1866)とその後継である『西法食譜』(1889)を影印し、解題として「近代中国における西洋料理の伝播と受容―『造洋飯書』を中心に」を付したものである。

 

購入をご希望の方は、関西大学 出版部HPをご覧ください。

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