ポスト・ソーシャル時代の福祉実践
黒田 研二・狭間 香代子
福田 公教・西川 知亨 共編 |
|
判 型 | A5判 |
---|---|
ページ | 186頁 |
定 価 | 1,650円(本体1,500円+税) |
ISBN | 978-4-87354-731-2 |
分類コード | C3036 |
刊行年月 | 2021年03月 |
福祉における人と人とのつながりの楽観論と悲観論を超えて
激動の社会状況のなかで、人と人とのつながりに関する楽観論と悲観論が併存するポスト・ソーシャル時代において、社会福祉はどこへ向かうのだろうか。「こころ・からだ・くらし」の福祉を探究する人間健康学の観点から、次世代に向けた福祉実践の可能性を提示する。
- 目 次
- はじめに
まえがき
「ポスト・ソーシャル時代」と本書の趣旨
第Ⅰ部 こころ・からだ・くらしの人間健康学と文化的福祉実践
第1章 こころ の病とリカバリー―回復を阻害するものの克服―
第2章 認知症予防の現状と今後の展望
第3章 福祉の視点からレクリエーションを考える
第4章 後期近代における「死にゆく過程」とスピリチュアルケアのあり方
第Ⅱ部 次世代の子どもたちを育てる─人間健康学を反映・継承した福祉制度設計へ─
第5章 新しい 社会的養育ビジョンの背景とその実現のための課題
―代替養育のあり方を中心に―
第6章 子育て の文化間比較―アロマザリングを手がかりにして ―
第Ⅲ部 次世代の職業的/日常的「専門家」を育てる─社会福祉における「ソーシャル」(社会的なるもの)の意味─
第7章 人間健 康学としての社会生態学とソーシャルワーク教育
第8章 「制度のあいだ」と伴走型支援
おわりに
ポスト・ソーシャル時代の福祉実践のあり方
人間健康学部での教育・研究をふりかえって