浙江と日本
藤善 眞澄 編著
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所国際共同研究シリーズ1 |
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判 型 | A5判 |
ページ | 254頁 |
定 価 | 2,640円(本体2,400円+税) |
ISBN | 4-87354-228-6 |
分類コード | C3022 |
刊行年月 | 1997年04月 |
浙江の沿海部は有史以前から日中文化交流の玄関口であった。稲作の伝播に始まり、言葉、食生活風俗習慣にいたるまで日本のそれと関係が深い。関西大学と抗州大学の大学間交流による『浙江と日本』研究班が1995年3月、抗州大学開催の国際シンポジウムでの発表をもとに、両大学関係者15名の論稿を編んだ論集である。
- 目 次
- 稲作と東伝と江南ルート 鑑真渡日の動機について
浙東の「唐詩ルート」と日本平安朝の漢詩 呉越国の文化と日本
入宋僧と杭州・越州 江南の漆芸 「李仁山種痘書」について
浙江と倭寇 浙江と日本 寛政12年遠州灘漂着唐船萬勝号について
ヨーロッパ発~日本経由~中国行き 留日浙江人夏丐尊について
浙江省による地方官費留日学生派遣の創始 傅雲龍の日本研究の周辺