風土学はなぜ 何のために
オギュスタン・ベルク 著
木岡 伸夫 訳 |
|
判 型 | 四六判 |
---|---|
ページ | 126頁 |
定 価 | 1,980円(本体1,800円+税) |
ISBN | 978-4-87354-697-1 |
分類コード | C3010 |
刊行年月 | 2019年03月 |
オギュスタン・ベルクは、日本留学を機に、西洋とは異質な日本の風土に出会い、和辻哲郎の風土学を知る。人間と自然の不可分な関係を前提する風土学は、近代の二元論を批判し、二元論にもとづく西洋近代文明を相対化する。小著ながら、「通態化」をはじめとする独自の概念にいかに到達したかが、コンパクトに語られている。
- 目 次
第一章 最初の無理解
第二章 走り坊主の遺産
第三章 風土性
第四章 通態化
第五章 風土学の二つの時代
第六章 通態的な連鎖
第七章 風土学は何のために?
訳者解説