関西大学出版部

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小学校算数科で利用されてきた具体物 子どものインフォーマルな知識および方略に与える影響

石井 康博 著
 
 
 
判 型 A5判
ページ 146頁
定 価 1,760(本体1,600円+税)
ISBN 978-4-87354-551-6
分類コード C3037
刊行年月 2013年02月
品切れ

小学校算数科では、これまで種々の具体物が子どもに利用され、利用する上での意義が認められてきた。具体物によって、子どもが就学前に身につけたインフォーマルな知識、そして様々な状況において子どもの方略がいかに引き出されるのであろうか。明治以降の算数科教育を概観し、さらに、実践事例の分析を通して検討している。

目 次
はしがき
第1章 研究の背景
 本研究の背景
第2章 先行研究の検討
 2.1. 明治以降小学校算数科教科書に掲載された具体物の変遷
 2.2. 具体物を利用した子どもの数的活動に関する先行研究
 2.3. 本研究の問題と目的
第3章 小学校入門期における子どもの数的活動(研究1)
 3.1. 問題
 3.2. 目的
 3.3. 方法
 3.4. 結果
 3.5. 考察
第4章 具体物を利用することが子どもの減算方法に及ぼす影響(研究2)
 4.1. 問題
 4.2. 目的
 4.3. 方法
 4.4. 結果と考察
 4.5. 減算過程における方略変換
第5章 異なる具体物による等分活動がインフォーマルな知識と方略に及ぼす影響(研究3)
 5.1. 問題
 5.2. 目的
 5.3. 方法
 5.4. 結果と考察
 5.5. 全体的考察
第6章 総括と今後の課題
 6.1. 総括
 6.2. 今後の課題
参考文献
資料