ソグド人の東方活動と東ユーラシア世界の歴史的展開
森部 豊 著
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所研究叢刊36 |
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判 型 | A5判上製 |
ページ | 396頁 |
定 価 | 4,180円(本体3,800円+税) |
ISBN | 978-4-87354-492-2 |
分類コード | C3022 |
刊行年月 | 2010年03月 |
本書は,遊牧文化の影響を受けて武人化したソグド人が,7世紀から10世紀の東ユーラシア世界(北アジア・中国)の歴史に,密接に関わっていたことを,編纂資料や新出の石刻史料を駆使して明らかにしたものである。
- 目 次
- 口絵
序
序 論
第1章 北中国東部におけるソグド人の活動と聚落の形成
第2章 安史の乱前の河北における北アジア・東北アジア系諸族の
分布と安史軍の淵源
第3章 7~8世紀の北アジア世界と安史の乱
第4章 ソグド系突厥の東遷と河朔三鎮の動静
第5章 河東における沙陀の興起とソグド系突厥
第6章 北中国における吐谷渾とソグド系突厥
-河北省定州市博物館所蔵の宋代石函の紹介と考察-
結 論
補 論
資料
史料・文献一覧
あとがき
索引