発達障害をともなう子どもへの神経心理学的検査
加戸 陽子 著
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判 型 | A5判上製 |
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ページ | 130頁 |
定 価 | 2,640円(本体2,400円+税) |
ISBN | 978-4-87354-451-9 |
分類コード | C3011 |
刊行年月 | 2008年01月 |
注意欠陥/多動性障害や広汎性発達障害をともなう子どもへの支援検討の手法としての神経心理学的検査について、特に、ウィスコンシンカード分類テストを中心に取り上げた。発達障害領域における研究動向についても論及。特別支援教育実践の一助となることを目指した基礎的知見解明とその臨床応用についての書。
- 目 次
- 第I章 神経心理学的検査に関する研究動向
1 脳機能評価法としての神経心理学的検査
2 WCSTの諸手法およびその評価機能と発達障害への臨床応用
第II章 発達障害の病態解明に関する研究動向
1 AD/HDの病態解明に関する研究動向
2 PDDの病態解明に関する研究動向
第III章 KWCSTの発達障害への臨床応用に向けた検討
1 健常児・者におけるKWCSTの発達的および加齢変化の検討
2 KWCSTによるAD/HDの検討
3 KWCSTによる発達障害の診断に関する検討
第IV章 神経心理学的検査を活用した発達障害の事例検討
1 軽度発達障害の神経心理学的評価
2 視覚認知困難をともなう知的障害児の神経心理学的評価
今後の課題