関西大学出版部

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活動理論と教育実践の創造 拡張的学習へ

山住 勝広 著
 
 
 
判 型 四六判上製
ページ 380頁
定 価 2,970(本体2,700円+税)
ISBN 4-87354-388-6
分類コード C3037
刊行年月 2004年03月
品切れ

活動理論は、人間の協働的活動の新たな形態をデザインする理論である。本書は、活動理論から今日の学校教育の改革を展望し、学校の創造的教育実践に挑戦する活動理論の試みを提起したものである。学校は、子どもたちの学びと成長を中心に、人びとが希望をネットワークする「拡張的学習のコミュニティ」へと、再定義される。

目 次
第一部 ヴィゴツキーから活動理論へ
第1章 二重性をドラマへとひらく
第2章 ヴィゴツキーの活動理論
第3章 最近接発達領域の再定義
第二部 活動理論・拡張的学習・発達的ワークリサーチ
第4章 文化歴史的活動理論の原理と方法論
第5章 エンゲストロームの拡張的学習理論
第6章 発達的ワークリサーチと協働の学びへの挑戦
第三部 教育実践の中の活動理論
第7章 カリキュラムの協働開発と学校改革
第8章 教育実践の質的研究と物語り分析
第9章 教師の協働的専門性と学校における組織文化の転換
第10章 教育実践における声の交響と越境
第四部 新しい学校をつくりだす運動
第11章 拡張的学習のコミュニティとしての学校
第12章 ニュースクール・プロジェクトにおける学びの挑戦