北米運河史研究
加勢田 博 著
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判 型 | A5判上製函入 |
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ページ | 268頁 |
定 価 | 5,127円(本体4,661円+税) |
ISBN | 4-87354-152-2 |
分類コード | C3033 |
刊行年月 | 1993年03月 |
アメリカ・カナダの19世紀工業化初期における内陸輸送の中心を成したのが運河建設による内陸水路輸送であった。一次産品の生産に大きく依存した北米の産業発展は、運河による大量輸送の発展によって初めて可能になったといってよい。本書は、北米における運河輸送の経済史的意義を追究したわが国初の本格的研究書である。
- 目 次
第1章 アメリカ産業革命と運河時代 第2章 19世紀アメリカの主要運河
第3章 イリー運河の建設 第4章 運河建設と民衆
第5章 イリー運河経営の成功 第6章 運河沿い地域の発展
第7章 鉄道時代の到来と運河輸送 第8章 カナダ内陸水路の改良
第9章 ラシーヌ運河とカナダ産業革命 第10章 リドー運河建設の経済史的意義