安永九年安房千倉漂着南京船元順號資料 江戸時代漂着唐船資料集五
大庭 脩 編著
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所資料集刊5-13 |
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判 型 | B5判函入 |
ページ | 262頁 |
定 価 | 5,340円(本体4,855円+税) |
ISBN | 4-87354-131-x |
分類コード | C3021 |
刊行年月 | 1991年03月 |
安永9(1780)年に安房の千倉に漂着した中国の貿易船の処理をめぐって、岩槻藩の奉行兒玉南柯の残した記録を始め、船に乗っていた副船頭の画家方西園の作品などを集め、江戸の日中関係の断面を明らかにした資料集。一つの事件から糸を手繰っておのずから展開する文化史の面白さがわかる。
- 目 次
第一部 漂着關係資料
漂客紀事(影印) 游房筆語(影印) 安房國朝夷郡千倉浦漂着南京船一件留書
〔南京船漂着の記事〕
安永九子年四月大岡兵庫頭様御領分房州勝浦之内江南京漂船一件
南京船元順漂着一件 南京商船漂着房州記
南朝夷村千倉浦南京船漂着出役日記 解題
第二部 乗組員關係資料
船主沈敬瞻關係資料 副船主方西園關係資料
附録 元順船乗組員尤廷玉の墓