関西大学出版部

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アマルフィ海法研究試論 

栗田 和彦 著
 
 
 
判 型 A5判上製
ページ 320頁
定 価 3,850(本体3,500円+税)
ISBN 4-87354-379-7
分類コード C3032
刊行年月 2003年09月
品切れ

アマルフィ海法は、その写本発見から1世紀半以上経たいまも、多くの謎を秘めている。本書は、序論で街の歴史を素描したのち、本論で、写本発見・公開に至る経緯、編纂時期および主要規制対象のコロンナ契約に関する紹介・分析・検討を行い、さらに、資料編での全条文の試訳などにより、総合的・多角的に同法の真相に迫る。

目 次
序論 アマルフィの歴史素描-その起源から1343年11月24日の大災害に至るまで
第1部 本論
 第1章 アマルフィ海法の序章的研究-断片的伝承のころからMansi本の再発見まで 
 第2章 アマルフィ海法の編纂時期-Foscarini本にそって
 第3章 アマルフィ海法におけるコロンナ契約
第2部 資料編
 第1章 アマルフィ海法(Foscarini本)の試訳
 第2章 関連資料
 資料1 メッシーナ海法およびトラパニ海法
 資料2 コメンダ契約について