関西大学出版部

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綿繰具の調査研究 

角山 幸洋 著
 
 
 
判 型 B5判上製函入
ページ 190頁
定 価 4,180(本体3,800円+税)
ISBN 4-87354-338-x
分類コード C3039
刊行年月 2001年07月
品切れ

木綿の綿毛を綿実と分離する木綿生産に不可欠の用具で、中国から木綿の導入とともに、技術伝播し熱帯植物の北限にまで及ぶ。この調査結果を考古学的手法により実測図を作成し、少ない文献では得ることができない分野に新知見を得ることを可能にし、また日本へのアメリカから導入された綿繰器械についても考察をした研究書。

目 次
1.研究目的  2.基礎的考察  3.作業姿勢  4.外国の綿繰具  5.木綿の処理方法  6.綿繰具の名称  7.部品構成  8.調査結果  9.製作事情  10.変遷と改良  11.購入価格  12.木綿の回帰現象  13.小まとめ  14.カルタの圧延  15.綿繰器械の発明と普及  16.綿繰器械への転換  17.大阪の綿繰器械  18.中国製の綿繰器械  19.各地の木綿衰退事情