大学生、福島を聴く
東日本大震災と心の復興
橋口 勝利 著
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判 型 | A5判上製 |
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ページ | 304頁 |
定 価 | 2,640円(本体2,400円+税) |
ISBN | 978-4-87354-715-2 |
分類コード | C3030 |
刊行年月 | 2020年03月 |
ご好評につき第二刷刊行!
東日本大震災から9年。福島は震災記憶の風化と農産品の風評被害に直面する。福島第一原発事故の被害に苦しむ住民、復興へ尽力する自治体職員や地域住民。大学生たちは、福島の人々と触れ合うことで、自らの認識を変え、自分たちの出来ることを探し出す。それは思い込みで福島を遠ざけるのではなく、ありのままを伝えること―
- 目 次
参考地図 福島県と調査地域
序章 東日本大震災から9年 ◎2011年~2019年
第Ⅰ部 震災直後の福島 2011年
第1章 震災直後の衝撃 ◎第1回調査活動記
第2章 苦悩と分断 ◎第2回調査活動記
第Ⅱ部 復興への模索 2012年~2015年
第3章 傷跡は深く ◎2012年の調査活動記
第1節 ふくしまの子どもたち ◎第3回調査活動記
第2節 ふくしまの声を聴く ◎第4回調査活動記
第3節 復興への第一歩を探して ◎第5回調査活動記
第4章 復興への第一歩 ◎2013年の調査活動記
第1節 復興へ歩みだす ◎第6回調査活動記
第2節 復興への道 ◎第7回調査活動記
第5章 地域振興への模索 ◎南相馬市の歩み
第1節 福島県の除染状況
第2節 震災被害と復興への道
第3節 地域振興のために
第6章 混迷と希望と ◎2014年の調査活動記
第1節 復興への希望 ◎第8回調査活動記
第2節 安全と安心 ◎第9回調査活動記
第7章 復興への分岐点 ◎2015年の調査活動記
第1節 関西・ふくしまの交流を ◎第10回調査活動記
第2節 心の復興へ ◎第11回調査活動記
第Ⅲ部 新たな課題─住民帰還へ向けて 2016年~
第8章 帰還を目指して ◎第12回調査活動記 2016年
第9章 福島第一原発の今 ◎第13回調査活動記 2017年
第10章 復興まであと何年? ◎2018年の調査活動記
第1節 スタートか停滞か ◎第14回調査活動記
第2節 解決まで30年 ◎第15回調査活動記
第11章 ふくしまの未来を ◎第16回調査活動記 2019年
終章 大学生がみた福島
あとがき