琉球の都市と村落
高橋 誠一 著
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所研究叢刊23 |
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判 型 | B5判上製 |
ページ | 406頁 |
定 価 | 6,050円(本体5,500円+税) |
ISBN | 4-87354-381-9 |
分類コード | C3025 |
刊行年月 | 2003年09月 |
受賞・選定図書 | 第5回人文地理学会学会賞受賞 |
琉球時代に建設された都市や村落は、中国から伝来した風水思想と琉球独自の伝統的地理観がみごとに融合したものであった。本書は、首里城下町や唐栄久米村、今帰仁城周辺の新旧集落、さらに格子状集落などを具体的に景観復原することによって、その実態を解明したもの。沖縄戦によって掻き消された歴史的景観がいま蘇る。
- 目 次
- 第1部 琉球における集落と地理観
第1章 「首里古地図」と首里城下町の復原
第2章 首里城下町の都市計画とその基本理念
第3章 唐栄久米村の景観とその構造
第4章 沖縄の格子状集落に関する予察的考察
第5章 今帰仁城周辺の集落とその移動
第2部 八重山古地図による集落の復原
第1章 八重山の集落研究の意義とその方法
第2章 石垣島の集落
第3章 竹富島・黒島・新城島・小浜島の集落
第4章 鳩間島・西表島の集落
第5章 波照間島・与那国島の集落
第6章 八重山における集落の規模・施設・方位・形態
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