関西大学出版部

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逃避の病理 

飯田 紀彦 著
 
 
 
判 型 A5判上製
ページ 222頁
定 価 2,750(本体2,500円+税)
ISBN 4-87354-231-6
分類コード C3011
刊行年月 1998年03月
品切れ

一見、豊かで平和な社会で育てられ、快適な日常生活を満喫しているかに見える現代の若者たち。ある者は自らの役割を放棄し、置かれた状況から逃避し、引きこもってしまう。本書はそうした若者の逃避と引きこもりを生物学的、精神病理学的、社会病理学などの多角的な視座から、詳細に分析し、考察をくわえたものである。

目 次
第1部 逃避
 第1章 逃避の概観
 第2章 逃避についての生物学的理論
 第3章 逃避についての精神病理学的理論
 第4章 逃避という事態
第2部 青年期
 第5章 青年期理論
 第6章 現代日本の青年
 第7章 家族―しつけ、あそび
 第8章 大学―教育