越境の野球史 日米スポーツ交流とハワイ日系二世
森 仁志 著
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判 型 | 四六判 |
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ページ | 296頁 |
定 価 | 2,090円(本体1,900円+税) |
ISBN | 978-4-87354-679-7 |
分類コード | C0021 |
刊行年月 | 2018年07月 |
ハワイの日系人最強チーム「朝日」の選手たちが、日米の架け橋になってプロ野球の誕生から発展期にはたした役割を描く。「朝日」出身の若林忠志、銭村健一郎、ウォーリー与那嶺……太平洋を渡る野球人たちのグローバルな生き方を活写。ハワイ(布哇)を基点に「日米」野球交流の歴史を「日布米」交流史として書き換える。
- 目 次
- はじめに
第1章 ハワイ野球の起源 ―スポーツの起源をめぐる論争
第2章 ハワイ日系人野球の黎明期 ―ハワイ朝日の誕生
第3章 日布米野球交流の発展 ―二世の「逆輸入」
第4章 職業野球団の誕生とハワイ日系二世 ―日米をつなぐ二世
第5章 太平洋戦争と野球交流の断絶 ―日米に引き裂かれる二世
第6章 戦後の野球交流の復活と変容 ―越境するスポーツ
おわりに