関西大学出版部

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日本台湾統治時代のジャンク型帆船資料 
中国式帆船のアーカイヴズ

松浦 章 編著
 
 
 
シリーズ 関西大学東西学術研究所資料集刊38
判 型 A4判
ページ 366頁
定 価 4,180(本体3,800円+税)
ISBN 978-4-87354-617-9
分類コード C3022
刊行年月 2015年10月

日清戦争後の1895年以降からおよそ半世紀にわたって、日本が台湾を統治すると、伝統的な中国式帆船いわゆるジャンク型帆船にも船籍の登録が必要となり、多くの台湾の船舶が台湾総督府に船籍登録している。その記録の一部が、旧台湾総督府の公文書類の中に残された。本書はその一部について考察を加え、船籍登録書も影印し紹介する。

目 次
目 次
  序
  研究編
   序 章 中国ジャンク研究の回顧と課題
   第一章 日本統治時代における台湾帆船の船籍登録
   第二章 1910~1912年福州と台湾間の帆船航運
  資料編
   解 説
   國史館台湾文献館「台湾総督府公文類纂」所収
    明治32年台湾総督府公文類纂 第18門 交通
    「支那形船船籍証明下付」関係書類之一
    「支那形船船籍証明下付」関係書類之二
  後 記