資産効果と財政金融政策
資産効果に関するマクロ経済理論および実証分析
廣江 満郎 著
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判 型 | A5判上製函入 |
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ページ | 302頁 |
定 価 | 4,400円(本体4,000円+税) |
ISBN | 4-87354-325-8 |
分類コード | C3033 |
刊行年月 | 2001年01月 |
マクロ政策的観点から資産価値の変動による経済効果、すなわち資産効果の役割が理論的および実証的方法によって明らかにされ、その重要性が指摘される。それは波及経路別・発生要因別資産効果を導入したモデルによる政策効果の理論分析と近年の時系列分析の成果を取り入れた計量的方法の適用による実証分析から展開される。
- 目 次
- 序章
第1章 標準的なマクロ・モデルと財政金融政策効果
第2章 資産効果の系譜とそれを巡る議論
第3章 標準的モデルに資産効果を導入することによる影響
第4章 内部貨幣と資産効果
第5章 閉鎖経済モデルから開放経済モデルへ
第6章 固定相場制から変動相場制へ
第7章 金融資産変数と実物経済変数を巡る実証研究
第8章 金融資産と消費・貨幣需要および対外取引に関する計量経済学的分析
第9章 金融資産と実物経済活動に関するマクロ計量分析