哲学の現在 サルトルからポスト構造主義へ
渡辺 幸博 著
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判 型 | 四六判 |
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ページ | 310頁 |
定 価 | 1,602円(本体1,457円+税) |
ISBN | 4-87354-162-x |
分類コード | C3010 |
刊行年月 | 1993年08月 |
無意識的なものに立脚して、伝統的形而上学を根底から批判するポスト構造主義は、20世紀末現在の精神状況をきわめてよく写しだしているといえる。本書は、現象学、実存の思想、構造主義などとの関連をあとづけることによって、その実態に照明をあて、あわせて、今日的意味を解明したものである。
- 目 次
- I 欲望・主体・身体
一 欲望とは何か 二 主体論の現在 三 主体の形成と身体
II 存在と差異
一 存在と痕跡 二 意味と差異 三 他者の問題
III 構造と実践
一 構造主義とポスト構造主義 二 実践の問題
IV 哲学の現在