参天台五臺山記の研究
藤善 眞澄 著
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シリーズ | 関西大学東西学術研究所研究叢刊26 |
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判 型 | A5判上製 |
ページ | 574頁 |
定 価 | 6,050円(本体5,500円+税) |
ISBN | 4-87354-431-9 |
分類コード | C3022 |
刊行年月 | 2006年03月 |
天台宗発祥の地である天台山および文殊菩薩の聖地である五臺山は、平安仏教徒の憧れの地であった。京都岩倉の大雲寺主成尋は巡礼を志し、七人の門弟と入宋する。その間に書き残した旅行記が『参天台五臺山記』八巻であり、仏教史や日中関係史のみならず、宋代史研究に貴重な資料を提供している。本書は、これらの旅行記に関する論集である。
- 目 次
- 序章 成尋と参天台五臺山記
第一章 日中交流とその周辺
第二章 入宋路をめぐり
第三章 成尋と蘇・杭
第四章 参天台五臺山記箚記
第五章 日宋の文化交流