現代中国語における情報源表出形式
本来の守備範囲と拡張用法
李 佳樑 著
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判 型 | A5判上製 |
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ページ | 268頁 |
定 価 | 3,520円(本体3,200円+税) |
ISBN | 978-4-87354-684-1 |
分類コード | C3087 |
刊行年月 | 2019年02月 |
本書は、孤立語である中国語も合理的に説明できるような理論的枠組みを探った上で、現代中国語における情報源表出に関連する複数の構文・機能語がどのような意味機能を持ち、如何に成立したのかという問題を考察し、中国語の情報源表出の体系を浮き彫りにしたものである。この分野の研究における必読文献と言えよう。
- 目 次
まえがき
略語一覧表
凡例
表目次
図目次
第1章 序論 ─情報源の表出─
第2章 証拠性に関する研究史の概観
第3章 中国語(共通語)の証拠性システム
第4章 証拠素の“説是”の用法と成立
第5章 〈伝聞〉と意外性
第6章 〈伝聞〉と注意喚起
第7章 〈推論〉と強意の訴えかけ
第8章 内在する状態の表現から見た中国語の証拠性
第9章 おわりに
附録
参考文献
あとがき