関西大学出版部

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市民マラソンがスポーツ文化を変えた 

亀井克之・杉本厚夫・西山哲郎・増田明美・尾久裕紀 著
吉田香織・打越忠夫 
 
 
シリーズ 関西大学経済・政治研究所研究双書163
判 型 A5判
ページ 184頁
定 価 1,650(本体1,500円+税)
ISBN 978-4-87354-648-3
分類コード C3075
刊行年月 2017年03月

2007年の第1回東京マラソン開催以来、「市民マラソン」がブームとなっている。本書は「スポーツ文化」をキーワードに、この社会現象にアプローチする。地域振興型マラソンのいすみ健康マラソンの事例、都市型マラソンとしての大阪マラソン、マラソン大会のリスク管理、新たなアスリート支援の可能性、スポーツ文化を軸にした広範なディスカッションを盛り込む。

目 次
目 次
 はしがき
 第1部 「市民マラソンと地域社会」
  第1章 地域振興型マラソン大会の可能性
  第2章 市民マラソンは都市を活性化するか
   1 はじめに
   2 マラソンブームの歴史的背景
   3 市民マラソン5つの誘因
   4 おわりに
 第2部 「市民マラソンのすがた」
  第3章 リスクマネジメントの視点から見た市民マラソン
   1 はじめに
   2 リスクマネジメントの基本的な考え方
   3 マラソン大会におけるリスクマネジメント・安全管理
   4 事例:いすみ健康マラソンにおける安全管理
   5 おわりに
  第4章 市民ランナーの星はいかに誕生したか
 第3部 「ディスカッション」
  第5章 「スポーツ文化から2020を考える」
 あとがき