詩人と女性 フランス象徴主義の裏側
山村 嘉己 著
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判 型 | A5判 |
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ページ | 270頁 |
定 価 | 3,190円(本体2,900円+税) |
ISBN | 4-87354-269-3 |
分類コード | C3098 |
刊行年月 | 1998年11月 |
現代世界を象徴主義の風土のもとに捉えようとする筆者が、従来のフランス象徴主義詩史研究から一歩すすめて、その思想を準備したと思われるボードレール、ヴェルレーヌ、ランボー、マラルメの4人について、それぞれの女性とのかかわりを追究、その作風への現われを研究したもの。新しいフェミニズムの観点も取り入れようと努力した。
- 目 次
- 第一章 ボードレールと女性
補説1 ボードレールの愛のかたち 補説2 ボードレールと老婆
第二章 ヴェルレーヌと女性
第三章 ランボーと女性
第四章 マラルメと女性
その1 ロンドンまで その2 その後
第五章 ヴェルレーヌとランボー
その1 ランボーの場合 その2 ヴェルレーヌの場合