関西大学出版部

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人の顔または表情の識別について(中) 顔認知の諸現象をめぐる実験的研究の展望

池田 進 著
 
 
 
判 型 A5判上製函入
ページ 244頁
定 価 4,805(本体4,369円+税)
ISBN 4-87354-193-x
分類コード C3011
刊行年月 1995年09月
品切れ

最近、顔の認識をめぐる研究は心理学をはじめ、神経行動学、通信工学、医・歯科学、哲学、その他の領域で急速に進歩している。本書は最近の研究の進展と動向を網羅的に展望した。主要な論点は、表情や個体を識別するための手掛りとしての、顔の特徴とは何かをめぐって具体的に展開されている。

目 次
第I章 実験対象としての顔とは何か
第II章 顔パタンの認識における方向特異性について
第III章 人の顔の左右非対称について
第IV章 顔パタン優位性効果をめぐる問題点
第V章 顔のカリカチュア―相貌の“特徴”について
第VI章 顔の短期的・長期的変形の形式について―表情や加齢はどのようにして知覚されるか