関西大学出版部

カートを見る

日本の賃金構造と賃金決定機構 年功賃金制度の吟味

川野 廣 著
 
 
 
判 型 A5判上製函入
ページ 492頁
定 価 10,253(本体9,321円+税)
ISBN 4-87354-121-2
分類コード C3033
刊行年月 1990年08月
品切れ

本書は、序章で、アジア発展途上国の近代化に、日本の年功制度の「技術移転」の可否を問い、次いで、第一章から第五章にかけて、主として、第二次大戦後の日本の賃金構造と賃金決定機構を、先進諸国のそれらと、「年功賃金制度」を軸として対比し、分析・評価した。終章で、日本の賃金決定機構のあるべき姿を展望し、グローバルな「新所得政策」を提唱している。

目 次

1 経済・社会の基調変化と賃金決定の長期的推移
2 技術革新の進展、生産性向上、労働市場の変化と賃金決定
3 労働福祉と賃金決定
4 サービス化、ホワイトカラー化と賃金決定
5 国際化と賃金決定