漢簡研究の現状と展望
大庭 脩 編輯
オオバ オサム |
|
判 型 | A5判 |
---|---|
ページ | 612頁 |
定 価 | 7,476円(本体6,797円+税) |
ISBN | 4-87354-166-2 |
分類コード | C3022 |
刊行年月 | 1993年12月 |
’92年12月、連日三百余名が参加したシンポジウムの完全記録。日文・中文よりかなり多くの新情報を満載。漢簡の研究はこれを見れば一目瞭然。別に刊行する漢簡索引と共に、関西大学漢簡研究会のレベルを示す内容である。この書を極めることにより、研究の将来展望が開ける。
- 目 次
- 第一セッション 漢簡の総合的研究
中国漢簡の発見と研究
第二セッション 居延漢簡の研究
甲渠候官新出漢牘における律令詔制について
エチナ川流域における漢代長城烽隧調査の概略
居延漢簡の整理作業についての簡単な報告 漢簡研究国際シンポジウム
第三セッション 敦煌漢簡の研究
敦煌馬圏湾漢簡の特色 漢簡中の“符”“伝”及び“過所”
敦煌漢簡中の西域史料に関する幾つかの問題
第四セッション その他の漢簡の研究
湖北江陵出土前漢簡牘概説 江陵張家山二四七号漢律竹簡について
漢簡研究国際シンポジウム 漢簡研究国際シンポジウム学術討論会記録
漢代邊郡における田官組織 漢簡にみられる書信様式簡の検討
流沙墜簡版本考 訳・沈沖章「搶救『居延漢簡』歴険記」