関西大学出版部

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中国文学史新著(増訂本)上巻 

章 培恒・駱 玉明 共編
井上 泰山・林 雅清 共訳
 
 
判 型 A5判上製
ページ 582頁
定 価 6,270(本体5,700円+税)
ISBN 978-4-87354-512-7
分類コード C3098
刊行年月 2011年03月
受賞・選定図書 日本図書館協会選定図書
品切れ

これまで編纂された中国文学史は、常に、ジャンルの盛衰を王朝の交替と連動させてきた。本書は、文学の発展は人間性の発展と歩みを同じくし、文学内部の進展は形式の進展を通して体現されるとの基本的認識に立ち、古代から現代に至るまでの作品を分析しなおした画期的中国文学史。文学史の常識を根本から覆す名著。本邦初訳。

目 次
導論
第一編 上古文学
 第一章 文学の起源と中国の早期神話
 第二章 西周から春秋期までの詩歌
 第三章 歴史散文
 第四章 諸子の散文
 第五章 屈原と楚辞
第二編 中世文学・始動期
 第一章 秦と西漢の辞賦
 第二章 西漢の散文と『史記』
 第三章 建安以前の漢代詩歌
 第四章 建安以前の東漢辞賦と散文
第三編 中世文学・発展期
 第一章 曹氏父子と建安文学
 第二章 魏晋の文学
 第三章 南朝の美文学
 第四章 魏晋南北朝の民間楽府
 第五章 魏晋南北朝の小説
 第六章 南北文学の融合と初唐の詩風
 第七章 唐詩の新気風と李白