落着と実在 リアリティの創出点
山本 幾生 著
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判 型 | 四六判上製 |
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ページ | 448頁 |
定 価 | 4,180円(本体3,800円+税) |
ISBN | 978-4-87354-668-1 |
分類コード | C3010 |
刊行年月 | 2018年02月 |
20世紀前半のドイツ・ナチ政権のもとで廃棄処分となったミッシュの『生の哲学と現象学』によるハイデガー批判を読解しながら、フッサールからハイデガーへの現象学に対してディルタイからジンメルを介したミッシュへの生の哲学を<流れの中に線を引く解釈学>として掘起し、現実が落着する生のリアリティの創出点へ至る。
- 目 次
- はじめに
凡例
第一章 生の存在論的無差別性
第二章 生の深みと多用さ
第三章 生の自己省察と意識の現象学的反省
第四章 生の哲学と現象学
第五章 生の超越と生の全体
第六章 生のリアリティ
終章 リアリティの伸展
おわりに
巻末