関西大学出版部

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文化十ニ年豆州漂着南京永茂船資料 江戸時代漂着唐船資料集九

松浦 章 編著
 
 
 
シリーズ 関西大学東西学術研究所資料集刊13-9
判 型 A5判
ページ 396頁
定 価 4,180(本体3,800円+税)
ISBN 978-4-87354-508-0
分類コード C3021
刊行年月 2011年02月
品切れ

1815(文化12)年末に伊豆下田の近海に長崎へ来航する予定の中国からの貿易船である永茂船が漂着した。この船は下田港から長崎まで護送されるが、この間の日本側と中国人乗員との間に交わされた漢文による筆談記録を収録した。その内の一つ『清舶筆話』は、日本側代表の儒者朝川善庵の重要な業績となった。

目 次

永茂船関係図(「下田へ漂着した南京船」図)横浜開港資料館蔵
      (南京永茂船之図)大阪府立中之島図書館蔵
      (南京永茂船之図)『長崎名勝図絵』

清舶筆話 五冊  朝川善庵撰 国立公文書館蔵
和漢筆談  朝川善庵撰 朝川善庵撰 国立公文書館蔵
南京船漂着筆談扣  東京都立中央図書館蔵
偶視秘録『通航一覧』卷二百三十四所収
解題 松浦 章
後記